レンズ遊び:ダビデの星ボケとは?

あんせる

2020年03月02日 21:50

久し振りにレンズ遊び.. あの有名な《ダビデの星ボケ》など..なんだそれ?ですが、これはこれで面白い
なんだこれとお思いでしょうが..実はこれ、危険な!オールドレンズ遊びに通じる定番コースなのかも?

昨日ふっと思い立って、恒湿庫からこのレンズを引っ張り出し、近所の交差点で.. こっそり撮ってみた..
歩道で、近づく車のヘッドライト 遠ざかるテールライト.. 信号機の緑の交錯を見て、こりゃ面白い(^^ゞ



その 《ダビデの星》とは?よく知られているのはこれ.. イスラエルの国旗に見ることが出来ます!
星型は絞り羽根の形..普通は〇か八か六角形ですが星型は貴重.. ボケを強調してみた!(^^)!
と云う事でこれが《ダビデの星ボケ》です、本来は昼間の公園で木立のこぼれ日などを躍らせると
面白い絵になるのですが、付け焼刃で撮ったので.. 後はこれから ゆっくり遊んでみますね(^^ゞ

このレンズ、古レンズ愛好家の仲間内で、星ボケで有名な逸品ですが.. 寝かせっぱなしだった!
参考のために機材と撮影方法を書いておきますね :このレンズ、実は旧ソ連製、INDUSTAR 61
という50mm f:2.8のマクロレンズ
30cmまで寄れます!レンズマウントはM42スクリュー式です
マウントがねじ込み式なのでM42-PKマウントアダプターを使ってKマウントに変換..ボデーに装着
他に M42-EOS も持っているのでEOS5Dにも装着できるのですが、5Dは大きすぎるので敬遠!

旧ソ連製とは云え..実際はツアイス-イエナ製?と云えるほどの高品質.. あの第二次世界大戦で
工場機材やガラス材料は元より、従業員までも連れ去られた《旧ツアイス、イエナ》の残材での製造
です..ゆえに初期のレンズはツアイスと同等の品質だったとか、今でも名玉が多数ありますよ(^^)

:カメラはPentaxのK5IIsと云う一眼レフ.. ローパスフィルターレスのこの機の解像度は抜群で現在
も他機の追従を許さず?更に小型で軽くマニュアル撮りに優しい.. 爺 とっておきの1台です(^^)
なお名門Pentax社は、老舗なのにホヤ社を経て、リコーに吸収され.. ファンとしては極めて残念!

:撮影方法は..当然ながらマニュアルモード※ISOは1600~3200位に設定、※絞りはf:5.6~8位
に仮設定して、星ボケの大きさを調節します..

※シャッター速度は1/60~1/100あたりに設定、次にピントですが(画面は真っ暗だけど)適当に..
手前1m程に無理やり設定し、画面の様子をみながら、シャッターを押します! 最初は失敗です
結果を見ながら、絞りやシャッター速度を変えて星ボケと構図?のベストを探して何回も撮る(^^ゞ

とかなんとか 相変わらずのオールドタイム..またも 古趣の写真機熱が再発しそうな気配です(^^♪

※03/03追記 :オールドレンズとは、銀塩フィルム以前の古い交換レンズの事です.. ズームなし
当然.. 全てマニュアル操作です! 東西ドイツや 旧ソ連製など、海外製の有名どころの品も多く!
より取り見取り..選択肢豊富..、たくさんあります..

最近.. レンズとセンサー間の距離が短い 「マイクロフォーサーズ」 という規格のカメラが台頭し、
簡単に使えるようになったので、記事のレンズを含めて カメラ女子!の間で大人気らしいですよ!
例の.. インスタに映えUP..するのが大流行とか?(^^ゞ


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